印材「本柘(ほんつげ)」

植物、木でできた印鑑は昔から、使われているものです。
象牙、水牛などの高価な印材なども人気の今でも、その人気は、根強いものがあります。
木の印鑑の良いところは、植物、木独特に優しい印象、あたたかみだと思います。


植物、木を印材とした印鑑の中でも、変わらず人気なのが、「 本柘(ほんつげ)」です。
特長としては、植物系の印材としては最も繊維が緻密で、硬度・粘りもある点です。
篆刻にも適しており、印鑑、特に実印向けの材質です。
また、捺印性も優れており、きれいに印影がでます。
普段の取り扱いさえきちんとすれば、末永くお使いいただける優れた材質と言えるのです。


多くの印章店では、コストダウンの為、東南アジアから輸入品の柘(通称:アカネ)が使用されているところも多いようです。
しかし、中には、100%国内産とこだわりを持った印鑑専門店もあります。
その中でも特に最高級とされるのが、鹿児島産の「薩摩本柘」です。
同じ素材の中でも、値段に違いがあるのは、このような点なのです。


国産であるか、輸入物であるか、国産の中でも原産地はどこかによって、お値段にも素材にも違いがでてくるのです。
作りたい印鑑によって素材の程度をチョイスしましょう。
役所などに出す登録印である実印では、やはり立派な見栄えのあるものがいいですね。


実印は、そう何度も作りかえるものではないですから、いいもので作り一生大事に使っていくものと考えるといいと思います。

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