手仕上げ印鑑を選ぶ時

「手仕上げ印鑑」と表記されていると、いかにも人の手で作られたという感じがします。
しかし、現実には、最後の仕上げだけ、ちょっと人の手が入る程度なのだそうです。


「手仕上げ印鑑」が出来上がるまでの工程としては、粗彫りという作業を彫刻機で行い、最後の仕上げに人の手が入ります。
しかし、腕の良い職人が印影を作り、その通り、彫刻機が彫ってくれるのであれば、最後の仕上げも必要ないほどのものが出来上がるそうです。
そうなると、人の手が入るのは、ほんのちょっとだけになるということです。


これを知らずに、完全、手彫りと勘違いしている人も多いようなのです。
私もその中の一人でした。
見た目的にも、とても整ったきれいな印鑑に見えるのです。


しかし、彫りを機械に頼りすぎていて、どの印鑑も同じに見える、とか、ほとんど機械彫りと変わらないのでは?という声もあるようです。
機械を使えば素人でも「ある程度見た目の良い印鑑」が出来上ががってしまうのです。
その為、機械だけで彫った機械彫りの印鑑と変わらない仕上がりのものまで「手仕上げ印鑑」と称されて売られているところもあるようです。


機械を一切使わずに最初から最後の仕上げまで全て職人の手で作った100%手作りの「手彫り印鑑」とまではいかなくとも、せめて最後の仕上げは、丁寧に行ってほしいものなのです。
もちろん、ほとんどは、丁寧に人の手で仕上げられた「手仕上げ印鑑」だと思います。


しかし、「手仕上げ印鑑」と書かれている印鑑の中には、先ほど言ったような印鑑もありますので、選ぶ際には注意が必要です。
重要な書類に用いる実印を購入する際は特に注意しましょう。
「機械彫り印鑑」のように、すべて同じに見えるような実印では、どこでも手に入るので危ないのです。


機械彫りの印鑑のワンランク上をいくような「手仕上げ印鑑」を選ぶといいですね。


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